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令和 5年 1月24日エリアデザイン調査特別委員会-01月24日-01号
令和 5年 1月24日災害・オウム対策調査特別委員会-01月24日-01号

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  1. 足立区議会 2023-01-24
    令和 5年 1月24日エリアデザイン調査特別委員会-01月24日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 5年 1月24日エリアデザイン調査特別委員会-01月24日-01号令和 5年 1月24日エリアデザイン調査特別委員会       午後1時27分開会 ○西の原えみ子 委員長  時間前ではありますが、皆様おそろいのようですので、ただいまよりエリアデザイン調査特別委員会を開会いたします。 ○西の原えみ子 委員長  では、まず最初に記録署名員2名を私から指名いたします。伊藤委員水野委員にお願いいたします。 ○西の原えみ子 委員長  それでは次に、陳情の審査を議題といたします。  (1)元受理番号26 綾瀬地区を文化的に環境整備することを求める陳情を単独議題といたします。  前回は継続審査であります。また、報告事項①綾瀬北綾瀬エリアデザイン綾瀬ゾーン)の取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、エリアデザイン推進室長から報告をお願いいたします。 ◎エリアデザイン推進室長 よろしくお願いいたします。報告資料2ページ御覧いただけますでしょうか、大きく4点ございます。  初めに、綾瀬駅東口周辺地区におけるアンケート実施についてでございます。  この地域につきましては、まちづくりのルールであります地区計画を設定してございますが、これを具体化するためにアンケートを実施するものでございます。  なお、参考資料として、別添資料1、2をお付けしております。  2番目でございます。綾瀬駅前開発用地建築工事工期延長についてでございます。
     住友不動産が事業者でありますマンションの計画でございますが、当初、令和7年3月末完了予定でございましたが、半年ほど遅れまして、令和7年9月末日の予定ということで御報告がありました。私ども説明がありましたので、こちらにつきましても5ページ、6ページに資料をお付けしてございます。  3点目です。旧こども家庭支援センター跡地活用についてでございます。  今後のスケジュールでございますが、本年4月からサウンディング市場調査区民アンケート等を行い、今年の8月に活用方針の決定、令和10年度以降に施設開業というスケジュールで今後進めさせていただきたいと考えてございます。  4点目でございます。綾瀬小学校「わくわくにこにこ図書の森」の利用状況についてでございますが、グラフのとおりでございます。また、受託事業者によるイベントの実施について記載のとおりでございます。  また、前回12月16日のエリアデザイン調査特別委員会において、こちら、わくわくにこにこ図書の森の掲示板の設置について、遅れるというお話をさせていただきましたが、1月19日に掲示板を設置し活用させていただいているところでございます。 ○西の原えみ子 委員長  それでは質疑に入ります。何か質疑はありますか。 ◆はたの昭彦 委員  すみません、何点か報告に沿って質問したいと思います。  今回、綾瀬駅東口の地区計画を設定するに当たってアンケートを実施ということで、これまで地区計画をつくるに当たって、区が案をつくって地元に対して説明会を開くということで御意見をお伺いするとかというのはあったのですが、こういった形で、具体的な項目ごとアンケートを実施するというのは、何かこれまでなかったような気がするのですけれども、その辺いかがでしょうか。 ◎まちづくり課長 細かくは覚えていないのですけれども、皆様の意見を反映させるためにアンケートをしてから、地区まちづくり計画の策定ですとか地区計画の策定に移っていったというところは、何か所かあったかなというふうに思っております。 ◆はたの昭彦 委員  今回、アンケートをやる方というのは関係する地権者を中心にということで、アンケートを取ること自体は御意見聞くこともいいことですし、いろいろなまちづくりに対して、例えばここにある風俗施設を制限するというのは、まちの安全とか安心ということではいいと思うのです。ただ、セットバックとかというのは、確かにまちづくりの関係で言うと歩道を確保するとか、道を広くするということではいいのですけれども、地権者にとっては、やはり用途を制限させられるということでは、自分たちが今後建物を建て替えるときに一定不利になってしまうということを考えると、こうやって具体的に聞いてしまうとなかなか、いや、それでもいいですよというふうになりにくいのかなというのは疑問として思ったのですが、その辺は、区はどのようにお考えでしょうか。 ◎まちづくり課長 はたの委員おっしゃられることも、ごもっともかなと思います。  ただ一方で、しっかりルールを分かっていながら制限がされないと建て替えのときに守っていただけない可能性もあるかなということで、そこら辺は、私権の制限をしていくということになりますので、しっかり説明をして御意見をいただいて、御理解いただいた中で進めていきたいなというふうには考えております。 ◆はたの昭彦 委員  別に一定の制限、ルールに基づいたまちづくりということに対して反対しているわけではないのだけれども、これを細かく聞いてしまうと、かえってそういう区が考えているようなところが進みにくいのではないかというようなことが細かく聞けば聞くほどそういうふうに思ったので、そういうことを言ったのですけれども。  例えば、この中で、今言ったようにセットバックを区の案どおりで聞いた場合に、定めなくてもよいみたいなことが多数派になってしまったときに、非常に判断というか、この計画を進めるのに区側が困ってしまうような気がするのですが、その辺のアンケートの結果をどういうふうに反映していくのか、そのまま反映していくのかというのはどうなのでしょうか。 ◎まちづくり課長 今回、御提案させていただいているのは、駅から一つ離れたところで、歩行者の危険性があるとか、あと自転車が結構止まっていて歩きづらいとかということがあって、そこら辺が収まるようにということで、壁面後退ですとか、あとにぎわい継続するために用途制限とかということを入れさせていただいております。  今の御質問あったとおり、反対派が多数になってしまうという心配もあるんですけれども、私どもとしては、反対を受けたからこの計画手を下げるということではなくて、多分今はそういうタイミングではなかったのかなというふうにも考えて、将来的には、こういう制限は掛けていきたいと思っておりますけれども、また時間を掛けて合意形成をしていく必要があるのかなというふうに考えます。 ◆はたの昭彦 委員  様々御意見はあると思うんですけれども、綾瀬のまちの発展とか、綾瀬って結構大きな足立区の中でも顔でもありますので、安心安全なまちづくりが将来を工夫した、将来を見通したまちづくりということをしっかりと提案しながら地域の皆さんの御協力を得られるように進めていっていただきたいと思います。  それと、旧こども家庭支援センター跡地活用について、今後サウンディング型市場調査区民アンケートということなんですが、こちらの区民アンケートというのは、対象はどの辺を考えていて、人数的にもどの程度の規模、予定しているのでしょうか。 ◎資産活用担当課長 区民アンケートについては、まだ具体的なところは、今決めているところです。  令和3年にエリアデザインを策定するときに意識調査をさせていただいた基礎データもありますので、いろいろな方法を考えながら、どういった形がベストなのか、これから決めさせていただきたいと考えています。 ◆はたの昭彦 委員  これから綾瀬という地域が足立区のメインのまちにもなるようにということを考え、そういう方向で是非頑張っていただきたいと思うのですけれども、そう考えると、やはりあそこの地域だけではなく、なるべく広い範囲で今後拠点づくりというか足立区の中で綾瀬がどういう位置付けになるのかも含めてということになると、やはり足立区全体の区民の皆さんの意見も加味しながら、まちづくりをそれぞれのエリアごとの役割もあるのだろうけれども、そういうことも含めたまちづくりを進める上では、なるべく広い区民の方たちの意見ですとか、また、ほかのところから綾瀬に来る、東京武道館とかもありますので、全国から来る方もいるので、そういった方たちなんかも綾瀬に対するまちづくりイメージですとか方向性とかというのを是非聞けるようなアンケートにしていただけるとありがたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎資産活用担当課長 前回の意識調査のときにも、しょうぶまつりとかでオープン型の調査をさせていただいた経緯も今までありますので、どういった形で、エリア外の方、綾瀬に呼び込む、綾瀬に来ていただいている方の意見を集約できるか検討させていただければと思います。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆古性重則 委員  今の、旧こども家庭支援センターの跡なのですが、ちょうど公募を始めて今年で10年になってしまうんです。あっという間だったと思うのですが、なぜあそこが計画どおりできなかったのか、それを分析しないと、もう1回スタートするわけですから、その計画をどのようにやっていくか、これが一番大事なことだと思うのですが、その翌年に東京建物に優先権が渡りました。ただ、その半年後に契約をしないということも決定したのですが、それは東京建物に何か問題があったんですか。 ◎政策経営部長 東京建物に問題があったわけではなく、公募の条件というか公募したときと少し環境が変わって、駅前の開発の動きがあるだとか、あと区民の方から民業圧迫だというようなお声をいただいたということで、計画の方は、一時凍結したというような経緯がございました。 ◆古性重則 委員  そうですよね、私もあのときに、この計画は賛成できないと言った一人なんですが、それは、フィットネスクラブを造るということ自体があの場所では必要なかった。それとマンションを造るということも、これからマンションができるわけですから、いけないということでできなかった。でも、東京建物には、計画、基本的なものは出したものは、しっかりとその計画を出してきたわけですから、東京建物自身については何の責任もないと思うんです。となれば、こちらの都合で契約を解除したということになりますから、そのことをどう捉えてこの事業をスタートするか、東京建物がもう1回優先権を与えてスタートするのかどうか、そこら辺が大事なところだと思うんです。言われたことをやって、それが逆に区の都合でキャンセルになったわけですから、何らかの責任を感じていかないと今後について、足立区からの発注はあるけれども、最後まで責任持ってくれないよということが、また、されたのでは困りますから、是非このことをしっかりと東京建物との関係、修復してもらいたいと思うんですが、どうですか。 ◎政策経営部長 この間の経緯が大分前の話になりますけれども、東京建物の方には、そのときに計画が凍結になったということと、優先交渉権者の権利を取り消すというところで、一度お話に行って、その件につきましては円満に解消しております。  古性委員おっしゃるように、東京建物の提案に関しましては、地域の要望だとか区の要望、全て満たしたものを御提案いただいて採択されたというところを取り消すということで、それについては重ねておわびをして、それは次回の公募のときには継続するという話ではなくて、全く白紙になるというところで相互理解しているところでございます。 ◆古性重則 委員  事業者は絶対けんかはしません。その先のことを考えれば穏便に済ませて次のチャンスを待つということを考えていると思うんです。そういう点では、東京建物に対して、それなりの礼儀を払った計画を立ててやってもらいたいと思っていますので、是非そこだけ気を付けてやってください。 ◎政策経営部長 これまでの経緯もありますので、きちんとその辺は整理をして、失礼のないような形で次の公募を迎えたいというふうに考えております。 ◆古性重則 委員  この頃に、この場所は請願があったんです。そのときには、ちょうどマリアージュを返還するということで、バンケットホールを中心としたものを造ってもらいたいという、これは地域の要望、各町会・自治会連合会の請願だったんです。それを採択したんです。それをどう扱うかももう1回考えてもらいたいと思うんですが、どうですか。 ◎エリアデザイン推進室長 過去の経緯も踏まえまして、また、昨今の経済状況社会状況も踏まえながら区民に対してどのような施設がいいかということを総合的に考えて、計画づくりを進めてまいりたいと考えてございます。 ◆古性重則 委員  お願いします。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆へんみ圭二 委員  前回12月のエリアデザイン調査特別委員会のときには病気で欠席してしまったものですから、前回のところも少し踏まえながらお話を伺いたいなと思います。  まず、わくわくにこにこ図書の森についてなんですが、12月は201人ということで、当初に比べると大分人数が減ってきてしまっているというところが見えます。これは、当初、足立区で初めてのこうした開放型の図書室ですから、なかなか分からなかった部分はあると思うんですが、区としてはどれぐらいの方に月々来てもらえるというふうな計算をしてスタートしたんでしょうか。 ◎中央図書館長 当初の想定ということですが、申し訳ございません。こちら明確な目標ですとか見込みの数字を立てていたということではございません。 ◆へんみ圭二 委員  そのあたりの目標も必要だったのかなとは思うんですが、例えば201人というのは、親子を含めての数字なのか、それとも子どもだけなのか、恐らく乳幼児なんかは保護者と一緒に来ないと入れませんから、そのあたりの数字も201人というのは見えてこないんですけども、内訳を教えていただけますか。 ◎中央図書館長 こちらの人数は、大人も子どもも含めた合計の数字という形になっております。12月の201人の内訳で申し上げますと、子どもが114名、大人が87名ということで計201名という形になっております。 ◆へんみ圭二 委員  大体100組前後、100組ちょっとぐらいの方がこの7日間で来てくださったということなんだと思いますが、例えば、乳幼児の保護者の方々と話していると、こういう施設が綾瀬にできたんですよとお話をしても、いまだに知らないという方も多いですし、そのあたりで情報発信ということで掲示板もつくっていただいて、先日設置されたのを見てきました。本当にかわいらしい掲示板を付けていただきましたけれども、大通り沿いだけではなくて、綾瀬駅側の出入口も利用する方が非常に多くて、そちら側での情報発信というのも何かしら工夫が必要かなという気もするんですが、その点についてはいかがですか。 ◎中央図書館長 実は、今、へんみ委員おっしゃいましたいわゆるハト公園側の西門の方になりますけれども、実は、地域の方からもそういった同じ御意見いただいておりますので、今、区の方で設置に向けた検討の方は進めているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  積極的にこれから情報発信していっていただいて、もう少し活気のある状況をつくっていただきたいなと思いますし、万華鏡のようなものを置きますというお話も以前ありまして、見に行ったんですけども、ただ置いてあるだけで、様子を見ていても子どもたちはほとんど関心がないというよりは、気づいていないというような状況もありましたから、そういったものもうまく活用することも必要でしょうし、もう少しいろいろできることあるかなと思いますので、工夫して是非取り組んでいただきたいと思います。  それから、住友不動産マンション工期延長という件についてなんですが、これは書面を配付し近隣住民への周知を行うというのは、どの辺りの範囲の方々が近隣住民ということになるんでしょうか。 ◎まちづくり課長 住友不動産にお伺いしているのは、高さの2倍の範囲が大体影響範囲ということでチラシをまこうとしているというふうに聞いております。 ◆へんみ圭二 委員  この場所というのは、やはり綾瀬を使っている方々は皆さん気になっている場所ですし、近隣住民の方だけではなくて綾瀬駅を利用されている方々にもこうした工期延長になるということが伝わるように、例えば、仮囲いのところにも工期の延長をお知らせしたりというような案内ができないかなと思うんですが、いかがですか。 ◎まちづくり課長 住友不動産としては、もともとお知らせをしていた方々に改めてお知らせをしたいということで聞いておりましたけれども、今のへんみ委員の御意見につきましては、住友不動産の方にもお伝えして、どういうふうに周りの方々に周知できるかは検討していきたいというふうに考えます。 ◆へんみ圭二 委員  地域の方々と話していても、あそこはいつできるのかというのは、本当に話題としてよく出ますから、そのあたりについては、多くの皆さんに周知できるような方法を、是非住友不動産の方々とよく話し合っていただきたいと思います。  あとは、前回のエリアデザイン調査特別委員会のときに、まちづくり協議会の開催結果というのもありまして、その中でも出ていたことなんですが、綾瀬地域というのは、ほかの地域とすごく違った部分がありまして、それは何かというと、綾瀬駅のすぐ裏は葛飾区の小菅になる、ですから葛飾区との連携をどのように取っていくかというのが非常に大切であるということは言うまでもないと思うんですが、その葛飾区とのまちづくりについての連携状況というのは、今はどのような感じなんでしょうか。 ◎まちづくり課長 まちづくり協議会の中でも綾瀬駅の南側を忘れないでほしいという御意見もいただきまして、葛飾区との連携は必要かなというふうに思っております。  少し前になりますけれども、葛飾区の方のまちづくりの計画の担当のところにお邪魔をいたしまして、葛飾区として、綾瀬駅周辺で何かないかというような意見交換をしたところです。ほかに主要な駅が葛飾区の中にも在るので、そちらの方が今手いっぱいでということで、綾瀬の方は特に考えていないというようなことでしたけれども、何かやるときはやはり連携してやらなきゃいけないということで、そういうときはお互いにお声掛けをして連携してやっていきましょうということで確認はしているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  具体的に一つ挙げますと、綾瀬の西口の高架下を活用したバスロータリーがあるんですが、そのすぐ近くのところにダンロップというフィットネスジムが入っている大きなビルがあります。そのビルがフィットネスジムも閉館になって、それからガストなども入っていたんですが、ガストなども今全て閉まって、そのビル自体が解体になるという話が地域で出ています。  その中で、ビルの解体だけではなくて、周辺の建物も一緒になって開発をするのではないかという話も、地域の中ではうわさ話として出ているんですが、そのあたりについて、例えば、あの部分というのは綾瀬にとって非常に影響の大きな地域ですから、葛飾区との連携がそこら辺で何かあるんであれば必要かなと思うんですが、そのあたりについての情報というのは、区として何かつかんでいる部分ありますか。 ◎まちづくり課長 今、へんみ委員お話いただいたダンロップのところのフィットネスが昨年末をもって閉館となったというようなところまでは知り得ていたんですけれども、その後、周りを含めて開発ということは存じ上げませんでした。葛飾区の方にも少し連絡をして、そういう話がないかどうか確認はしたいとは思います。私の方としては、特にそういう話は聞いてはございません。 ◆へんみ圭二 委員  本当にそれは、地域のうわさというところは、うわさの範囲は出ないんですが、そういった話も少し聞こえてきていますので、そのあたりのことも含めて、葛飾区としっかりと連携を取りながら綾瀬のエリアデザインというのを進めていっていただきたいと思います。以上です。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  質疑なしと認めます。  それでは、各会派の御意見をお伺いいたします。 ◆鹿浜昭 委員  継続でお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  継続で。 ◆はたの昭彦 委員  継続でお願いします。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。あと一言、へんみ委員からも先ほど質疑ありましたが、綾瀬小学校のわくわくにこにこ図書の森、残念ながら利用者が毎月少しずつ減少しているということで、利用者の増加につながるような施策、この報告事項でもイベントの実施などもありましたけれども、多くの皆さんに利用していただくような工夫、改善を是非よろしくお願いいたします。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○西の原えみ子 委員長  これより採決を行います。  本件は、継続審査とすることに御異議ありませんか。       [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  御異議なしと認め、継続審査と決定いたしました。  次に、(2)元受理番号27 西新井駅及び周辺の改善を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  また、報告事項⑥西新井梅島エリアデザインの取組み状況についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、エリアデザイン推進室長から報告お願いします。 ◎エリアデザイン推進室長 引き続きよろしくお願いいたします。  報告資料17ページ御覧いただけますでしょうか、大きく2点ございます。  1点目でございます。西新井公園及び補助第255号線整備に伴う用地測量説明会の開催結果についてでございます。  開催日時及び参加人数でございますが、昨年12月13日から19日の間の4日間、延べで98名の御参加をいただきました。なお、対象エリアの居住者といいますか関係する方は約600名を想定してございます。周知方法については記載のとおりでございます。  (5)番の主な質疑でございますが、測量の範囲、隣接地まで測量するのか、また、買収時期等々についての御質問がありました。  大きな2番目でございます。西新井駅東口周辺まちづくり協議会(第7回)の開催結果についてでございます。  開催日時開催場所、参加者は記載のとおりでございます。  この協議会における内容でございますが、建物のセットバックに関するアンケート結果、また、用地測量説明会の開催結果、併せて、今後のスケジュールについて御説明し、18ページの質疑でございますけれども、建物のルールに関すること、また、西新井公園に関すること、地域の意見を聞きながら計画進めていく等々の御意見をいただいたところでございます。 ○西の原えみ子 委員長  それでは質疑に入ります。  何か質疑あります。 ◆かねだ正 委員  改めて質問させていただきたい部分があるんですけれども、陳情の一つの項目でもあります西新井駅西口の計画についてなんですけれども、改めて何か進展はありましたでしょうか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 新たな進展というのはないですけれども、あえて言えば、東武鉄道の駅ビルの解体が、役所年度でいくと新年度からいよいよ本格的に始まるんではないかなというところで、今、東武鉄道の方が準備を進めているという情報が入ってきている状況でございます。 ◎副区長 先週、東武鉄道の部長が私のところに見えまして、今、駅ビルがある北側の賃貸マンションについて撤去をしていただくように申入れをして、それがめどが立てば、その後のスケジュールについて公表していきたいというお話がございました。 ◆かねだ正 委員  基本的にはそこは分譲ですよね、賃貸か、北側のところ、賃貸、そちらは順調に皆さん撤去してくださるような話でもう進んでいるということですか。 ◎副区長 私どもには、ある一つの目標の話はしていましたけれども、ここでは控えさせていただきますが、おおむね順調というふうに受けています。 ◆かねだ正 委員  ということは、今、発表できないということですけれども、基本的には、大体の目標日時なんかもお話になったということでいいわけですか、ということで、それが進んでこないと多分駅前開発のスケジュールというのは、東武鉄道も発表してこないと思いますので、是非それは進めていただければなと思います。  大分、東武鉄道もある程度撤去を含めてスケジュールをこれから、今考えているかもしれないですけれども、考えていこうという姿勢は示されているわけですか。 ◎副区長 解体した後にどうするかという計画は進めていっている状況です。ただ、課題としては、もしあそこにビルを造ったときに進入路をどうするかという課題が一つありまして、駅前広場から直接入れない状況で、警察は、それは駄目だよと言っていますので、改めて進入路をどうするかという課題と、それからもう一つは、東急不動産が進めている再開発、そことの連携をどうしていくのかというその2点が非常に大きい課題かなと思っています。 ◆かねだ正 委員  となると、東武鉄道は、自分のところの開発ももちろんですけれども、東急不動産の開発のことも考えながら、自身のところの開発も考えていくというふうに思っているのですか。 ◎副区長 現段階では、どうするかは決められないということで、今後の進捗状況に合わせてどうするかは、それは判断をしていくことになると思いますが、駅ビルの計画については、自分の敷地内の話ですので、それはそれで進めていく予定というふうなことでお聞きはしています。 ◆かねだ正 委員  東急不動産の再開発の方もスパンとしてはかなり10年スパンで、恐らくそれ以上掛かるかもしれないけれども、早くても10年近い歳月で考えていかなければいけない、考えなければ時間掛かってしまう計画なのかなと思いますので、その辺含めてということになると、また、西新井駅の駅ビル開発、駅の開発というのがどんどん遅れていってしまうのではないかなというふうに懸念をしてしまうんですけれども、その辺についてはどうですか。 ◎都市建設部長 あくまでも、今、東武鉄道は、再開発については、駅ビルとは別に再開発地域内に自分の敷地を持っています。この関係で検討すると、今の段階では態度は決めていないということで、駅ビルに関しては、また別のものということで、解体の方を進めば計画を持ってやっていくというような形で考えているというふうに伺っております。 ◆かねだ正 委員  となると全く別物ですよね、別だと思います。そこに、あまり東急不動産の方の計画に非常に重きを置きながらということはなくても、さっきお話になったとおり自身の駅のことを考えながら開発を十分進められると思いますので、それとあまりにも東急不動産の方を考えながらということになってしまうと、本当にもっともっと遅くなってしまうのではないかなというふうに思いますので、その辺については、東急不動産にも、改めて東武鉄道にもその辺のことはしっかりと確認をしていっていただければなと思います。  いずれにしろ、全体計画としては、まだまだこれからということになるんだろうと思います。まだ東急不動産からどういった形でという、今お話があったとおりの部分もありますから、地域の方は、本当にどうなるんだ、どうなるんだということで、私も再三質問を受けていますけれども、基本的には、東武鉄道からまだ具体的な計画が示されていないのでということでいつもお答えしています。  でも大分、エレベーター、エスカレーターができたじゃないかというお話も受けるんですけれども、改めて、あれは仮設なんですという説明を地域の方々には再度しています。本設のエスカレーターだというふうに思っている方がかなりの数いらっしゃいますので、その辺については、やはりきちんとあれは、あくまで仮設なんですと、今後の東武鉄道の開発次第では、改めて全く別の形にもなり得るんですということをきちんともう少し区の方から説明をしていただく必要があると思うんですけれども、それについてはいかがですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 仮設の説明につきましては、今後どのような方法が効率よく行えるか少し検討させていただいて、実施に向けて頑張っていきたいと思っています。 ◆かねだ正 委員  東武鉄道に再三、エスカレーター、エレベーター設置をお願いしたんだけれども、なかなか東武鉄道の実施という形にはならなくて、区の方で造って移管という形になるかな、移管かな、東武鉄道の方にお渡ししたという形だということも、私は必ず付け加えて説明をするようにしています。そのことについては、やはりもう少し地域住民の方にきちんと仮設ですということは分かっていただけるように努力をしていただきたいと思います。お答えになりますか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 まず、今回の仮設のエスカレーターの事業のスキームですけれども、東武鉄道が仮設の許可を取って設置をしています。東武鉄道が施行しております。区の方はどういうことをしたかというと、それに関して、エスカレーターの分の負担金を出しました。エレベーターにつきましては、事業者責任ということで、バリアフリーの関係で、東武鉄道自らやったのですけれども、エスカレーターについては、バリアフリーの施設ではないということで、区の方で税金を使わせていただいたという趣旨でございます。 ◆かねだ正 委員  いいです。今おっしゃることよく分かります。要は、東武鉄道が造ったという形だということですよね、あくまで区は助成をしたという、でも私どもからすれば金額のことを考えても、ある意味、区でもエスカレーターは造ったんだというふうに、助成額だって幾らですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 金額につきましては約1億5,000万円ほどの負担金になってございます。
    ◆かねだ正 委員  考え方によっては1億5,000万円のお金を区が出して造ったわけですから、ある意味申し訳ないですけれども、区政に携わる人間としては、区で造ったんですよというような本当に言い方になってしまうから、その辺については、きちんと説明は、その金額のことは区の方からどちらが造ったということは区の方はいいとしても、ちゃんと仮設だということはきちんと地域住民の方に。そうではないとみんな本設だと思っているから、あのまま形は変わらずにずっと続いていくんだという、そうするといろいろな影響出てきますので、その辺についてはちゃんと説明をしていただければと思います。  そういった中で、改めて、この陳情項目を見ていくと、西口については早急に計画を策定し明らかにするよう強く働きかけてください、これは、恐らく働きかけていると私自身は思っています。  その後のエレベーター、エスカレーターを設置するようということについては、東武鉄道に求めていた結果、区が、先ほどのお話のとおりだとすれば、助成を出してエスカレーターが設置できたと、その後の区は駅ビル内の床を一部取得しということになってしまうと、まだまだ計画もできていないのに一部取得してくださいと言っても、今の状況では何とも言えない部分があると思うんですけれども、それについてはどうですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 かねだ委員おっしゃるとおりプランも決まってございませんけれども、今、区の基本的な考え方として、床を取得して公共施設というのは、今考えてはいない状況でございます。 ◆かねだ正 委員  そうすると、これはまだまだ今、一部取得した方がいいよとかそういうことが今言えるような段階では恐らくないんだろうと思います。計画が立っていないのだから。公共スペースが設けられるような計画なのかどうかも、その計画の前にこういうスペースを設けてほしいという要望だけ出すということだったらできるかもしれませんけれども、それもまだ全くの白紙の段階では、効果としては薄いのかなというふうに思っています。  それとパサージオの前からの道路、歩道が狭いということについては、これは計画はある程度西口の駅前広場の開発の中で示されて、歩道拡幅ということで示されていると思いますけれども、それについての認識はどうですか。 ◎道路整備課長 今回の駅前広場の整備の中で課題解決していく所存でございます。 ◆かねだ正 委員  ということは、恐らくこのことについても駅前広場の両側の拡幅ということもそうだけれども、私たちが今現在要望しているペデストリアンデッキということも含めれば、どういう形になるか分からないけれども、いずれにしろ歩道の拡幅という、広くするという願意が満たされているのかなというふうに思います。  そして、東口の方に移ると、一つとしては、受動喫煙防止のためのコンテナがこれは造られました、願意は満たされたのかなと。もう一つの方の西新井駅東口にバスやタクシーが止まることができるスペースというんですけれども、これについては、現状としてどうですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 バスやタクシーの止まるところということで、駅前広場ができれば一番いいんですけれども、東口については、駅前広場ができる状況はかなり厳しいという状況になっていますので、地区計画を策定しまして、その中で壁面線の後退を導入しまして、少し民有地を借りながら歩道上にしながら、歩道を少し広げたようなイメージでバスの乗客待ちのスペース等をつくっていければなというふうに今考えているところでございます。 ◆かねだ正 委員  この願意のあれとは違うよね、要望とは。それは、バスの乗客の皆さんの、それはいいことだと思いますけれども、乗客の方が待てる歩道が広がってスペースがあるというのはいいことだけれども、ここに書いてある、要望しているのは、バスやタクシーが止まることができるスペースもなくということなので、この部分についての改善はどうなんだろうということが現状としてということなんですけれども、その辺についていかがですか。 ◎副区長 東口については、数年前から西口との自由通路の検討の中で東武鉄道といろいろ協議をしてきました。併せて、東口の民間の地権者ともいろいろな話合いをしたんですけれども、その時点においては、なかなか協力できないということで、抜本的な東口の改善には結び付いていないというところでございます。 ◆かねだ正 委員  となると、現状としては、物理的にいろいろなことを勘案した中では、この要望については、なかなか実現するのが厳しいかなというような考えを区としては持っているということでよろしいですか。 ◎副区長 大胆に東口のまちづくりを展開しない限りにおいては、現時点ではかなり難しいと思っております。 ◆かねだ正 委員  分かりました。そうすると改めてこの陳情を考えたときには、これは陳情の項目の中の御要望としては、幾つかが、今もう既に願意を満たしているという部分もあるけれども、現状の中では、なかなか先の見通し、かなり先の見通しの中で考えていかないと、なかなか現状では、こうしますというふうに言えない部分が非常に多いのかなというのを感じるのですけれども、最後にその辺についてはいかがですか。 ◎都市建設部長 かねだ委員おっしゃるとおり、現状で何ができるかというと大変厳しいということで、かなり大きな変化がないとできないかなというふうには認識しております。 ◆かねだ正 委員  分かりました。基本的には、この陳情の中で御要望されている件というのは、地域住民の方々が要望していることにもかなりつながっている部分があると思っています。ただ、なかなか今の状況の中で、今すぐこうしますということが言えないという部分もあると思います。その辺については理解をしているつもりですけれども、地域の方々にとっては、西新井駅西口は本当に地域の顔なので、現状のままで、この陳情をいただいたときにも、もう1年以上経過しましたということですけれども、それよりもまた日数かなりたってしまっていますので、これはなかなか相手があることですから難しいと思いますけれども、引き続き東武鉄道に強く、計画を早く進めていただくよう要望をしていただくのもそうですけれども、区もしっかりとバックアップをしていく、協力をしていっていただくよう要望しておきます。 ◆小泉ひろし 委員  関連で、西新井駅西口の件です。  今の質疑をお聞きしていても、区としてできることは通路の拡幅だとか何かも計画しているよということだけれども、駅ビルの床の一部を取得してだとかそういうことについては、まだ東武鉄道の計画自体も見えないし、具体的に財源も含めて検討するそういう材料もないし、そういう部分については検討もできない、そういう状況かと思うんですが、最初の方の(2)の要望の中で、西新井西口階段に至る歩道が狭いため、雨の日等はすれ違いも危険だということあります。既存の交通広場、西口の広場から尾竹橋通りに向かう車と歩行者とのトラブル、例えば警察に切符切られたとか、何のため警察が違反切符切るようなそういうチェックをしているのかとかいろいろな苦情も今までも寄せられた、信号機がないとかそういう相談あるのですけれども、ただ、時間は非常に掛かる案件ではあるけれども、例えば今朝も事故起きているのです。都営バス接触事故、通行人には接触しなかったけれども、既存の交通広場は狭くていろいろなバスが出発するまで待機しているじゃないですか、だから出発するバス同士で接触しているんです。乗客はいなかったけれども、車が破損して、恐らく代替の車を出しています。そういうことで、乗客にも迷惑掛かるし、当然現状は、仮設の階段、エレベーターを皆さん利用するわけで人の流れも多い、そういう中で、一歩間違えれば接触があり得たのかなと。要は切り返しだとか整列して待機するスペースが狭い、その中で、プロといってもそういう接触事故を起こすというこういう現実があるわけですけれども、こういうことは、特別東武鉄道の駅の構内の設計だとか予定とは直接関係ないのかもしれないけれども、交通広場の今の現状の課題について、下手すると警察の方にも行っているのかどうか分かりませんが、区の方でもこういう過去の事故の案件というのはちゃんとつかんでいるのでしょうか。 ◎道路整備課長 駅前広場を設計するに当たっては、警察としっかり協議をしていきます。事故の全てというわけではないのですけれども、そういった現在の駅前広場が持つ課題というのは、しっかり理解した上で協議していきます。  そうした中では、今、歩道が現状では3mしかないのですが、将来的には5.5mに広がるといったところもございます。そのほかのことも含めて、しっかりと関係機関と協議しながら、安全で利用しやすい駅前広場を整備していきたいということで考えております。 ◆小泉ひろし 委員  これは、好きで事故起こしているわけではないけれども、プロでもそういう事故が今朝も起きているのだし、交通広場の整備に当たっては、早く安全を確保するような方向で区も努力する必要ある、そういうことは東武鉄道に対しても強く協力を求めていく必要があるのではないかというふうに思いますので、その辺はしっかりとお願いしたいと思うのですけれども、よろしいでしょうか。 ◎道路整備課長 これまでも御答弁させていただいておりますが、駅前広場と東武鉄道の敷地、隣接しております。向こうの動きもしっかり注視して、連携して安全な駅前広場を整備していきたいというふうに思っております。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はありますか。 ◆はたの昭彦 委員  すみません。私、報告の方の用地測量説明会が開催されたということで、以前も測量の説明会ということで報告をされたのですが、以前は、敷地内に入らないで測量ということで、今回は、各地権者の敷地内に入って測量するための説明会という理解でよろしいですよね。 ◎道路整備課長 はたの委員御発言のとおりでございます。 ◆はたの昭彦 委員  そうすると、この説明会に参加された方が98名ということで、地権対象者は600名と、まだ6分の1の方しか直接は説明されてないということで、今後は、チラシの配付ですとかホームページに掲載して進めていくというわけなんですけれども、これは各々の方々にちゃんと了解を得て敷地内に入って説明するわけですから、今後の進め方というのはどのように考えて、ここには対象者にチラシ配付でもホームページ掲載だけれども、実際には接触していかないといけないわけですけれども、その辺についてはどのように進めていくんでしょうか。 ◎道路整備課長 測量する前に説明会でも御意見いただきました。おおむね2週間前ぐらいにはチラシを配付します。それで、こちらの希望の日付をそこでお伝えするわけなんですけれども、それまでにしっかり連絡が、何というのですか、2週間前に配付します。それで、その日にお伺いをして、いらっしゃらなかったり何か不都合があればそこでしっかりお伺いをして、御希望に沿うような形で対応していきますので、しっかり対面で相手に御了解をいただいた上で現地入って測量するという流れになる予定でございます。 ◆はたの昭彦 委員  この西新井公園についても補助第255号線についても様々考え方持っている方がいらっしゃるわけですけれども、そういった中では、区が計画を進めようとすると、実際には測量完了しないと進められないんだけれども、もし測量を拒否しますと言われた場合には、その後の対応というのは、区としてはどのように進めていくんでしょうか。 ◎道路整備課長 これまでの都市計画道路でも用地測量の段階で全て、全部できていない案件もございます。そうしたところは、東京都と協議して、基本的には理由等をいろいろ説明させていただいて事情を御了解いただいた上で、事業認可までは何とかいただけているというのがこれまでの経緯でございます。そういった方は、用地の補償、交渉の段階でしっかり改めていろいろとお話を丁寧にさせていただいているというような実態ですので、基本的には、その流れに沿って今後も粘り強く丁寧に対応していきたいというような状況でございます。 ◆はたの昭彦 委員  拒否しても事業計画までは行くという話ですね。  今回、今言ったようにこの計画については、様々な御意見あって、進めてほしいという方もいるし、今さら何だという方もいるわけですけれども、今回は数十年ぶりというもの、40年も50年も塩漬けになっていたところで、区が実際に着手をしたということで言うと地域の方から強い、西新井公園の計画変更ですとか補助第255号線の整備、早く進めてほしいとかやってほしいという強い要望とかあったのでしょうか。 ◎道路整備課長 これまでも昨年度に5回この件で説明会を開いております。また、その前には、エリアデザイン計画の説明会なんかも開催しておりました。  そういった中では、地域の方からは、過去にずっと整備をすると言っていたけれども、なかなかやると言われていて、頓挫してしまうことが今までずっと続いていたと。今回は、しっかりとはっきりさせてもらって、その上でやってもらいたいという方も当然いらっしゃいました。はっきりさせてほしいという声がかなり多かったのかなという認識を持っております。 ◆はたの昭彦 委員  説明会の中では進めてほしいという声があったわけということね、ただ、その前段階として、区が事業として、この時期に実際に進めていくということでの要望ということで声はあったのですかということ、その前の段階で。 ◎中部地区まちづくり担当課長 説明に入ったときには、先ほど勝田道路整備課長が説明したような形で賛成の方もいましたし、どちらかというと道路、公園を本当に造るのか、造らないのかということがございました。更に、その前の段階になりますと、区の方で覚悟を決めて入りますときっかけになったのは、西新井公園をどうしていくかというところで考えて入ってきます。西新井公園が幻の公園と言われておりましたので、西新井公園をどう整備していくかという段階の中で、補助第255号線と都市計画公園との重複の解決だとかそういうものを解決するために、西新井公園を整備するために事業化を目指すという形でスタートした。東京都と変更という話になったときに変更できる条件の一つに事業化を、スケジュールをはっきりさせるというのがありましたので、区の方もその方針に従って始めたというきっかけでございます。 ◆はたの昭彦 委員  分かりにくかったんですが、区が西新井公園を事業化するに当たって、そういう決断をするに当たって補助第255号線を整備しないといけないと、整備計画をちゃんとしろということで企画としては始まったという理解でいいですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 はたの委員のおっしゃるとおりでございます。説明長くて申し訳ございませんでした。 ◆水野あゆみ 委員  私からも何点かお伺いします。  私も、いろいろなところに顔を出すと、西新井の西口の仮設階段、仮設ということを知らない方がまだまだいらして、エスカレーターできて便利だわという声もあれば、どうしても今までは右手に下りられたのに左に持っていかれてしまうということで不便だというお声も2者ございまして、また、既存の階段を使うときには、しっかり右も左も下りられるような利便性の向上にまた努めていただきたいなというふうに思います。  駅の東口の方なんですけれども、この間、視覚障がいを持ちの方からまた再度言われたのは、環状七号線を渡って、西新井陸橋の下の環状七号線のところですけれども、ギャラクシティに行く通路になっているところ、信号が音響式になっていないので本当に不便だということで怖いということです。バスも通りますし、バスがUターンして通る場所なので、信号の幅は狭いので、信号無視する方も見受けられるということで、そういうふうなことを考えると視覚障がいを持ちの方は本当に怖いということでありました。  エスコートゾーンもまだ付いていない状況でありますけれども、一体いつになりますかということで、我が会派としても毎年区長要望させていただいているのですが、警察との協議というような話で終わっているのですけれども、状況をもう一度伺いたいと思います。 ◎交通対策課長 水野委員おっしゃっているところの箇所につきましても御要望いただいて、警察の方にもお願いをさせていただいております。音響式信号を設置する際には、エスコートゾーンとセットで整備するということでやっていただいているところでもございますので、改めて、また確認もさせていただきたいと思います。 ◆水野あゆみ 委員  大体どれぐらい、結構期間がすごく長くて、まだできないの、まだできないのと言われてしまうんですが、しっかり強く要望いたします。  環状七号線ではなく、モデルハウス、西新井展示場から足立成和信用金庫に渡るまでの道というのは、あそこは区道でいいのですか。 ◎交通対策課長 側道の部分も都道になります。 ◆水野あゆみ 委員  分かりました。区道であれば先に区道でやっていただきたいなという思いもあったんですけれども、音響信号とエスコートゾーン自体が警察のというところだと思うので、ギャラクシティというのは、足立区のシンボルのような施設でありますので、そこにバリアフリーが進んでいないというのは本当に恥ずかしいことだなというふうに私も思いました。しっかりと早急に進めていっていただきたいと、いま一度要望させていただきます。  あともう1点なんですけれども、梅島駅について、駐輪場がいつも満車で止められないというような声もいただいたんですけれども、区としては、そのような状況、認識していらっしゃいますでしょうか。 ◎交通対策課長 駐輪場につきましては、梅島駅についても民間もあるかと思いますので、特に止められなくて困っているという情報はいただいていないかと思いますけれども。 ◆水野あゆみ 委員  私も状況を何回か見に行ってきました。朝だとか昼間だとか。そうすると、ある薬局の前は30分で何百円も取るようなところなどは空いているのは見受けられたのですけれども、区とかそういう公共でやっているところは安いのでもう満車に近くて、本当に1台も空きがないという、結構増設はされたのかなというふうに思ったのですけれども、それでもぎっしり埋まっていて、止められないのかなというのは見受けられたのですけれども、そのような声、届いていないのですか。 ◎交通対策課長 改めて確認をさせていただきます。ほかの幾つかのところでは来ているところもございますので、確認させてください。 ◆水野あゆみ 委員  しっかり梅島駅の駐輪場についても調査していただいて、足りない部分については、また増設も検討していただきたいと要望させていただきます。以上です。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございませんか。 ◆おぐら修平 委員  私からは、西新井駅の西口について、もう既に他の委員の皆さんからも質疑なされましたが、私からも全く同じような状況だということでの要望というか、まずは一つ。  まず、西新井駅の特に西口利用者の皆さん、本設の駅舎だと大半の方思われています。そのことを私も何人の方からも言われました。  今後の駅舎の本格的な再整備に当たって、引き続きエスカレーターの設置、また、大型エレベーターの設置、付け替えであったりだとか、また、それに付随して、トスカ西館の地下の駐輪場300台分がなくなってしまった駅前の駐輪場整備であったり、そこを駅利用者の皆さんにいち早く周知をしていただきたい、これはいつも委員会の中でもよく質疑になるところですけれども、改めてもう一度、今後の駅ビルの建て替えについての状況確認をお願いしたいのですが、いかがですか。 ◎中部地区まちづくり担当課長 すみませんけれども、駅ビルの状況が規模も含めて明らかになっていないところがありますので、まずは、東武鉄道の駅ビルの設計の状況を確認しながら、今の要望を伝えていきたいなと考えてございます。  東武鉄道も設計に新年度から入るかぐらいの感覚かと今感じているところではございます。 ◆おぐら修平 委員  先ほど、かねだ委員の質疑の中でもありましたけれども、様々なエスカレーター設置したりする際の区の補助であったりとかそういうこともありまして、そこは、東武鉄道から後から知らされるのではなくて、一緒になって駅前の整備、まちづくり関わっていくという姿勢でしっかり臨んでいただきたいと思います。これは要望で結構です。  あと、ほかにもロータリーの事故の話ありました。私もあそこの、これは以前はたの委員からもおっしゃっていましたけれども、例えば、車の利用者の方が駅前のコインパーキングに止めようと思うと、今の仮設の駅舎で、駅降りた方の動線が一気にコインパーキング側、パチンコ屋側に偏ってしまったので、非常に流れが途切れなくて、コインパーキングの車の出し入れもなかなかできないで、ひっきりなしに人が通るものだから非常に気を使う、危ない、いつ事故が起きてもおかしくないということを私も一利用者としてすごく感じるところであるのと、バスも同じように多くのバスがあそこのロータリーにひっきりなしに出入りされているものですから、確かにバス同士もなかなか大変だということを見ていたら、今日、先ほど小泉委員からもバスの事故の報告もありました。こうしたこの交通状況に対しての対策、これは、バス事業者、また、東武鉄道、警察署一緒になってこうした対策を講じていただきたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。 ◎副区長 現実の問題として、今の駅前広場が新しくなるというのは、どうしてもしばらく先、10年というふうにもともと言ってましたけれども、になります。現状の中で、どういった整理ができるのか、バス事業者、警察等とも改めて現地対応をして、できることはやっていきたいと思っております。 ◆おぐら修平 委員  確かに仮設の駅舎になってから、あそこのコインパーキングの入るところに常に誘導員が立ってはいるんです。ただ、それでも本当に危ないなというのを私も一利用者としていつも思うところで、あと、仮でいろいろできることはあるわけですので、是非警察署、また鉄道事業者、バス事業者一緒になりましての安全対策、是非よろしくお願いをいたします。これは要望で結構です。よろしく願います。 ◆へんみ圭二 委員  再確認なんですが、この西新井駅の駅前広場の完成時期というのは、いつ頃をめどにしていたでしょうか。 ◎道路整備課長 事業認可の期間としましては、令和11年度末までとなっております。 ◆へんみ圭二 委員  前回のエリアデザイン調査特別委員会の議事録を読んできたんですが、かなり前回の委員会では、この西新井駅でもペデストリアンデッキはどうなんだという議論がありました。  その中で、ペデストリアンデッキについては、あらゆる可能性を否定せずに検討していきますというお答えがあったんですが、その検討結果というのは、交通広場が令和11年末までという完成時期から逆算をすると、ペデストリアンデッキを造るかどうかの判断、検討の結果というのはいつ頃までに最終的には出そうという判断をされるんでしょうか。 ◎道路整備課長 まだそのあたりは、具体的にはこれからといったところでございますけれども、ペデストリアンデッキの判断としましては、まちづくりの動向というところもございます。そのあたりのまちづくりの動向を踏まえてというところで考えております。 ◆へんみ圭二 委員  とはいえ、交通広場の完成、令和11年度末ということが現状では決まっているわけですから、そこから逆算すると、この時期までにペデストリアンデッキを造るのであれば、判断していないとできないというところは見えてくるとは思うんですが、そのあたりについても今は分からないということなんでしょうか。 ◎道路整備課長 新年度予算に関しましては、これからの審議事項ということで、大変まだ素案の段階ということではございますが、来年度から3か年から4か年ぐらい掛けまして、駅前広場の設計をやっていきたいなということは考えておりますので、そのあたりが一つのリミットといいますか、スケジュール的なポイントになってくるかということは考えております。 ◆へんみ圭二 委員  これから4年後ぐらいまでには、ペデストリアンデッキを造るか、造らないかという判断を結論として出すということでよろしいですか。 ◎副区長 今の計画では、令和11年までの駅広整備ということですけれども、東武鉄道の出入口がどうなるのか、そことの調整が必要になってくると思いますので、もしそれが、うちの令和11年までの駅広の整備の間で間に合うのであれば、今言った4年程度ぐらいの中で方針が決められるかなというふうに思います。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。  前回のエリアデザイン調査特別委員会の議事録の中で、ペデストリアンデッキを造るにしてもいろいろと検討した上で、その判断を出た時点で議会の方にもお知らせしますというお話だったんですが、是非これは、判断が出た段階での報告ではなくて、例えば、西新井駅でペデストリアンデッキを造るとしたらこれぐらいの費用が掛かるんだとか、そういった状況が出てきたその段階で議会の方にもお示しいただいて、そしてその中で議論をして進めていっていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。 ◎副区長 当然大きな予算が必要ですので、もしかしたら都市計画変更も必要なのかもしれません。もちろん議会の方には、早め早めに情報提供させていただきます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  すみません、1点確認で教えていただきたいんですけれども、西新井公園に伴って補助第255号線を拡幅するというお話なんですけれども、これ補助第255号線も都市計画道路ということで間違いないですよね。 ◎道路整備課長 そのとおりでございます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  それというのは、都市計画道路になったのは、いつからなのですか。 ◎道路整備課長 補助第255号線は、昭和41年に都市計画決定されております。 ◆伊藤のぶゆき 委員  今後のことで確認しておきたいんですけれども、昭和41年にそれが制定されて、よくある話じゃないですか、都市計画道路になったけれども全く動かないと、いつ動くんだという話はよくあるのですけれども、その間に補助第255号線沿いに600人ぐらいの地権者がいて、測量しますよというお話があったと思うんですけれども、その策定された後に、当然そこに建物が建ったと思うんです。当然足立区は建築許可を下ろして、ここは補助第255号線で、将来的には都市計画になって削られますよというような説明をしながら多分許可下ろすと思うんですけれども。足立区って例えば今600人地権者がいて、これから20年、30年掛けて買収していこうという話なんですけれども、その中に都市計画が策定されてから建った建物というのはどれぐらいあるかというのを足立区というのは認識しているのですか。 ◎道路整備課長 すみません、都市計画されてからの数というのは把握していないんですけれども、基本的に都市計画されますと建物の制限が掛かりまして、木造もしくは鉄骨、要は、鉄筋コンクリートは建ててはいけなくなりまして、そういった木造や鉄骨の簡易なもの、かつ3階建てまでだったと思うんですけれども、3階建てまでのものは、許可される制度になっておりますので、そのあたりであれば私権を過度に制限することなく建てていただいて、事業をされるときにしっかりした補償をお支払して、移動いただくといったような流れになっておりますので、そうした中で時間が流れてきたといったところでございます。 ◎道路公園整備室長 以前に建った建物がどれぐらいあるかというのは、少し調べてみまして報告させていただきます。 ◆伊藤のぶゆき 委員  別に今回のことだけではなくて、都市計画道路って多分たくさんあるじゃないですか、動いてない計画が。当然用地を買収していかなければいけないといったときに、当然もともと買収される前提で買っている人たちは建てている方々がいらっしゃるじゃないですか、そういう強固な建物は建ててはいけないですよというのがあると思うので、今後どこまで細かくやっていくのかという話になりますけれども、それが足立区の方で認識している方がより買収の方で時間が、その人たちは認識しているわけですから、要するに買収するのに時間が掛からないのかなと思うので、どこまでやってくれとは言わないですけれども、今後足立区もそういったものにちょっと目を向けて、数字を出しておいた方がいいのかなというのを要望で言っておきます。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  質疑なしと認めます。  これより各会派の御意見を伺います。 ◆鹿浜昭 委員  継続でお願いします。 ◆小泉ひろし 委員  継続でお願いします。 ◆はたの昭彦 委員  採択でお願いします。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆へんみ圭二 委員  継続です。 ○西の原えみ子 委員長  これより採決を行います。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○西の原えみ子 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。  以下の審査に直接担当でない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席]
    ○西の原えみ子 委員長  次に、エリアデザイン推進等に関する調査研究についてを議題といたします。  報告事項①と⑥を除き、②から⑤の報告事項の説明をエリアデザイン推進室長から報告をお願いしたいと思います。 ◎エリアデザイン推進室長 引き続きよろしくお願いいたします。  報告資料7ページよろしくお願いいたします。  綾瀬・北綾瀬エリアデザイン(北綾瀬ゾーン)の取組み状況についてです。今回1点だけでございます。  北綾瀬駅周辺地区における歩行者案内サインの整備についてでございます。  こちら図面、写真等を記載しておりますが、駅舎の出入口付近3か所に案内サイン本設置をさせていただいたものでございます。  引き続き9ページでございます。花畑エリアデザインの取組み状況についてでございます。こちらも1点だけでございます。  花畑団地周辺地区まちづくり協議会(第35回)の開催結果についてでございます。  こちらにつきましては、書面開催となっております。資料発送日、対象者、郵送資料については記載のとおりでございます。  今後の予定でございますが、令和5年7月頃に第36回の開催を予定してございます。  引き続き10ページでございます。江北エリアデザインの取組み状況でございます。  こちらも1点だけでございますが、上沼田第二公園(東エリア)の改修工事の完了についてでございます。  開園日は10月31日、公園のテーマについては「木陰で健康づくりができる公園」でございます。整備内容につきまして記載してございますが、12ページに整備内容の図をお付けさせていただいてございます。御覧いただければと思います。  引き続き13ページでございます。竹の塚エリアデザインの取組み状況でございます。  こちらも1点のみでございますが、竹ノ塚駅周辺のまちづくりについてでございます。大きく2つございまして、タウンマネジメントの取組み状況でございます。こちらにつきましては、昨年の3月に締結しました、まちづくりに関する基本協定書に基づいて、まちづくりラボ・プロジェクトに関する基本協定を締結させていただきました。締結日は1月19日でございます。  この締結日に合わせまして、まちづくりラボ・プロジェクトのキックオフセレモニーを竹の塚第三団地のまちづくりラボ・プロジェクトを行う会場において実施させていただいたところでございます。日時、出席者は記載のとおりでございます。 ○西の原えみ子 委員長  それでは質疑に入ります。  何か質疑はございますでしょうか。 ◆長井まさのり 委員  すみません。端的に伺わせていただきます。  花畑エリアですけれども、毛長公園の改修工事の進捗状況を伺いたいと思います。たしか武蔵野の路というのがあると思うんですけれども、その連続性はどうなのか併せてお聞きいたします。 ◎パークイノベーション推進課長 現在、毛長公園は、親水拠点の下流側の工事に入っております。今年の8月の工期で工事を進めておりまして、今のところ進捗は順調でございます。  武蔵野の路との関連ではございますけれども、花畑大橋から西側の部分というのは、毛長公園と武蔵野の路が重なっております。それよりも東側になりますと毛長公園は延びているのですけれども、武蔵野の路は、花畑大橋からは南の方に向かってしまって、連続、重なりというのはなくなっていくような状況でございますが、毛長公園につきましては、高齢者の方、車椅子の方でも歩きやすいような改修を随時続けてまいりたいと考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。材料が高騰していたりとか、入荷がなかなか入らないとか、そうした影響はないということでよろしいですね。 ◎パークイノベーション推進課長 昨年のうちにある程度の資材の発注の手配をしているところなんですけれども、今のところ工期内に収まらないという実態はございません。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  また、地域からもこのウォーキングコースで親しまれていますので、花畑大橋からの東側の毛長公園のウォーキングコースについても、しっかりまた整備していっていただきたいなと思いますけれども、たしかあと地域から船着場というか階段式護岸というのですか、そうした整備も要望がありましたけれども、確認ですけれども、これについていかがですか。 ◎パークイノベーション推進課長 現在、私どもが公園の工事をさせていただいている更に下流側の区域を東京都の第六建設事務所が護岸整備をしております。その工事の中で階段式護岸を設置するというお話を伺っております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  また、あと今後、文教大学とも連携をしながらとありますけれども、連携の状況とそれからここにも記載がある新規事業の実施などを検討していくとありますけれども、新規事業とはどういう事業の内容なのか伺います。 ◎政策経営部長 文教大学、特に学部の教授にもよるんですけれども、かなり地域と密着した授業を実施している先生方がいらっしゃって、学生が地域に入ってインタビューをして、地域の地図をつくったり、区の管理職が講義に行って、区に施策提言をしたりとか様々な取組をしているところでございます。  新年度に向けましては、今大学側といろいろ協議をして、新たに地域とできるもの、区と連携できるもの様々な検討している状況ですので、検討ができ次第また御報告をしたいというふうに考えております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  また、学生とか地域の意見をしっかり掌握しながら生かしていっていただきたいと思います。  もう1点は、竹の塚エリアでも少し何点か質問いたします。  この基本協定書締結ということで、私も拝見をさせていただきましたけれども、人の活動や交流を促して、また、竹ノ塚駅周辺の体感治安が改善するような地域のイメージの向上を図るとともに、竹の塚らしさを活かした人が主役のまちづくりを実現することを目的とすると、そのようにありますけれども、これは、例えば、具体的にどのような取組をしていくのか伺いたいと思います。 ◎まちづくり課長 例えば、ギャラリーがありますので、そこら辺でギャラリー展示をしたりとか、地域の方々からこういうことをやりたいということがありましたらそこを使ってイベントをするですとか、そういうようなことで、実は、あまり固まっていないんですけれども、地域の皆様の御要望に応じて、いろいろなことが企画、提案して実現できればというようなことで考えているというところでございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  イベントであったりとかワークショップなども開いていくのかなと思いますけれども、綾瀬のまちづくりとの大きな違いというのはどういう点なんでしょうか。 ◎まちづくり課長 綾瀬と竹の塚では、基本的には、活動拠点をつくって、そこで継続したまちの活性化を目的というところは同じだと思うんですけれども、綾瀬の方はNo Border LABというような拠点をつくって、そこである程度仕様を明確にして、はっきりとさせながら行っていくということになるかと思うんですけれども、竹の塚の方は逆で、UR主導で、余白をあえてつくりながら皆様の意見に寄り添ってやっていこうということで、どちらかというと仕様が定まってやっていこうという綾瀬と余白をたくさんつくっていろいろな意見を受入れながらゼロからつくっていくのが竹の塚かなというふうに感じております。 ◆長井まさのり 委員  また、協力して実施する内容というところで、まちづくり関係者というのがあるんですけれども、このまちづくり関係者というのは具体的にどういうことなのか。あと持続可能なまちづくりに向けた実証実験とその分析とありますけれども、これも具体的にどういう取組をしていくのか伺います。 ◎まちづくり課長 まちづくり関係者、地域住民等というのは、例えば、綾瀬ですと公募で募集をして、未来会議みたいなものをつくっていますけれども、逆に竹の塚はこれから発掘していこうということで、いろいろな人を拠点を使って掘り起こしていって、そういう方々と連携をしながらやっていこうということで、これからそういう関係性をつくっていきたいというようなところでございます。  地域ニーズ、特性を踏まえてというところなのですけれども、これも、あそこに喫茶店みたいなものですとか子どものたまり場みたいのができましたけれども、そこで人が来る度にURの方の受注業者、あそこの運営者がヒアリングをして意見を聞いて、そこら辺を解析をしてどういうような課題があるのかですとか、どういう要望があるのかということをUR、事業者、区の方で共有しながらやっていこうということで考えているところでございます。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  この実証実験というのはどうですか。 ◎まちづくり課長 そういう課題が発見されたときに、それをどうすれば解消していけるのかということを事業者とURと区の方で検討しながら、どういうようなイベントですとか、ワークショップですとか、そういうものをやっていったらいいのかということを確認しながら進めていければということで、特に今これをということはないんですけれども、見つかった課題に対してどう取り組んでいこうかということをやっていきたいというふうに思っております。 ◆長井まさのり 委員  分かりました。  地元町会・自治会であったり商店街の皆様もこのまちづくりに向けて大変な熱い思いがあられますので、しっかり地域の声を生かした魅力あるまちづくりをこれからしっかり推進していっていただきたいと思いますので、要望します。 ◆はたの昭彦 委員  すみません、私、北綾瀬ゾーンの取組み状況についてということでお聞きしたいんですけれども、今というか間もなくというか、駅前の交通広場の事業者決定についての進捗状況についてはどうなっているのでしょうか。 ◎道路整備課長 今、入札の手続中でございまして、1月30日が入札日となっております。入札が順調に進めば、また結果は、議会の方にも速やかに情報を提供いたしたいなというふうには考えております。 ◆はたの昭彦 委員  何件か問合せとかは来ているのですか。 ◎道路整備課長 入札の手続の状況なので、詳細はお答えできないんですけれども、問合せについては少しいただいているような状況でございます。 ◆はたの昭彦 委員  今、北綾瀬の駅前を見ると工事用の仮囲いがされているんですけれども、あれは、そうすると商業施設側の工事の附帯する仮囲いということでよろしいんですか。 ◎まちづくり課長 あれは、今、区画整理をやっておりまして、その区画整理事業者の仮囲いというふうに認識しております。 ◆はたの昭彦 委員  区画整理、ただ、何か今日も通ったんですけれども、土地を掘り下げている感じがしたんですが、区画整理事業で掘り下げたりするんですか。特にあそこは、環状七号線に面しているところなので、交通広場になる土地なので、何で掘る必要があるのかなというのは非常に疑問だったんですけれども何か分かりますか。 ◎まちづくり課長 私も実は午前中見てきたんですけれども、重機が入って鉄板引いてならしたりということあったんですけれども、掘っているのは確認できませんで、もし必要であれば事業者の方に確認して、今どういう工事をやっているのかというのは確認したいと思います。 ◆はたの昭彦 委員  深くというか、表から20cmぐらい何か下げているみたいなふうに見えたので、もし確認できたら教えてください。 ◆小泉ひろし 委員  先ほど長井委員からも質疑があったんですけれども、竹の塚のまちづくりラボ・プロジェクトの三者で協定結んだということで、一応確認なんですけれども、URというか都市再生機構主体ということなんですけれども、その拠点となる部屋というか場所、これの経費というか予算的なものはUR都市再生機構の方で全部出すんでしょうか。また、足立区協定を結んでいるので、それぞれどういうふうに予算面での役割分担があるのか確認したいと思います。 ◎まちづくり課長 まちづくりラボにつきましては、UR都市再生機構の方が事業者に委託をして整備しているような状況になっています。概算ですけれども、大体、運営含めて、令和7年まで1億円ぐらい掛かる予定で、そのうち6,000万円程度を改修に使っているのかなというところです。残りの3,000万円何がしが運営費になってくるわけですけれども、令和4年から令和7年度の運営のうち、来年度から令和5年、6年、7年度の運営費につきまして、区の方で半分程度負担ができればということで、今後、基本協定を受けまして、今後、負担協定ということで、具体的にどういう行為を行うことに対して負担していくのかということを明確にしていきたいというふうに考えてございます。 ◆小泉ひろし 委員  今のお話だと5、6、7年で3,000万円の半分といったら1,500万円ぐらい区が負担する可能性があると、こういう理解でよろしいでしょうか。 ◎まちづくり課長 おおむねそのとおりですけれども、令和4年度から運営が始まっている部分ありますので、それを差っ引いて、ちょっと額は低くなると思いますけれども、おおむねそういう考えでございます。 ◆小泉ひろし 委員  しっかりと今までも三者でいろいろ協議等進めてきたと思うんですが、こういう拠点ができるとより連携が密になると思うので、予算は掛かりますけれどもしっかりとお願いします。  あと、一つ確認なんですけれども、江北の方の上沼田第二公園、改修が終わりましたということなんですけれども、これは、改修だからすばらしいものができて、江北小学校の隣にできているんですけれども、もともと上沼田第二公園ということで、名称については一切変更もなければ変わらないよとそういうことでよろしいでしょうか。 ◎パークイノベーション推進課長 上沼田第二公園、今回は、通りを挟んで東側のエリアの改修をしております。まだ今後、西側のエリアも改修する予定でございますので、両方の改修が終わった時点で、利用者の御意見などを聞きながら名称変更も検討してまいりたいと考えております。 ◆小泉ひろし 委員  あの辺、何と言うのですか、元上沼田中学校など本当に隣接でもあったし、江北という地域でもあることなんですけれども、以前の公園とはがらっと変わるような雰囲気で、すばらしいものがこれから整備されるので、皆さんの声も受けながら、名称第二というと第一どこなんだということになるわけで、親しまれるような名称の方がいいということであれば、そういうことも検討した方がいいのではないかなというふうに思います。以上です。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆へんみ圭二 委員  北綾瀬についてなんですが、商業施設の完成時期が遅れるという話になっています。以前にこの委員会でもお話ししたんですが、北綾瀬というのは、子育て施設がない地域ですので、例えば、商業施設内に千住大橋のポンテポルタの中にある子育てサロンのような形で、子育てサロンを入れたいというような何かしらそういった協議というのはどうなんですかというお話をしたときに、不動産側と協議をしていきますというお話があったんですが、そのあたりについての状況というのは今どのような感じでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 今、へんみ委員御発言のとおりで、子育て支援施設の必要性というのは区としても考えてございます。ただ、商業施設、テナントがどういった形態になるのか、まだ具体的な方向が示されておりませんので、床を借りるとなると交渉事になりますので、今の御意見については十分受け止めながら今後展開していきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  三井不動産側としては、どのような建物ができるのかというのは、そういった設計というのは出来上がっていると思いますから、そうした中で、区として、例えば、子育て施設を入れられるかどうかということについて、今の段階で話はまだしていないということですか。 ◎エリアデザイン推進室長 まだ、区が借りますであったりとか入りますという具体的な話はしてございません。ただ、今、へんみ委員の発言のとおり、地域の御要望等もあると思います。また、子育てサロンの整備計画もございますので、その辺の整合を図りながら、あと、もう一つ付け加えさせていただきますと、繰り返しになりますが、やはり賃料も掛かりますので、その辺は交渉事だと思います。その場にこだわるのではなくて、子育てサロンのあり方について幅広に検討していく中で、商業施設に入ることも併せて検討していく必要があるかなと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  そうしたら様々な状況を検討していくということは本当に必要だとは思いますが、ただ、時間的にそんなに猶予がある話ではありませんし、早急にそこは検討していただいて、あの辺りで、恐らく子育て施設を入れられるとしたら、商業施設の中に入れられるというのが一番ベストでしょうし、そういうことができれば、またペデストリアンデッキが造られることの正当性といいますか、そうした公共的な施設もあるということも一つ出てきますから、その検討というのは早急にしていただいて、その決断を出していただきたいんですが、それは、いつ頃までに決断は出せるでしょうか。 ◎エリアデザイン推進室長 大変申し訳ございません、子育てサロンの所管というわけではないので、個別具体の話については言及できませんが、ただ、子育てサロンの必要性というのは、所管の方も必要だということは認識しているということは情報共有してございます。ですので、こちらの床に入るか入らないかも含めて検討していきたいと考えてございます。 ◆へんみ圭二 委員  是非早めに検討をしていただいて、不動産側と協議を進めていただきたいと思います。  あと、竹の塚についてなんですが、先ほど負担のお話がありました。それについては、前回の委員会のときに事業者、一部区の方で負担をするという話で出ていたんですが、前回の委員会の報告があったのが、このまちづくりラボ・プロジェクトということでよろしいでしょうか。 ◎まちづくり課長 同一でございます。 ◆へんみ圭二 委員  今回のこの報告だったところが1月19日から始まって、それで団地の2区画を活用してカフェができるということ、もうこれはカフェがオープンしているということでよろしいんですか。 ◎まちづくり課長 1月19日にオープニングセレモニーをやりまして、オープンは1月20日からしているところでございます。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。  この協定の中で、令和7年9月までとなっているんですが、令和7年9月までということになっているその理由と、それから竹の塚らしさというのは、どういったことが竹の塚らしさだというふうに区としてはお考えなんでしょうか。 ◎まちづくり課長 令和7年9月までというのは、URの発注が令和7年9月までなので、それに合わせる形でというふうに考えてございます。  竹の塚らしさというのは難しい御質問で、なかなかイメージが今のところはできないんですけれども、いろいろ周りの方からも聞くと、竹の塚なんだから竹を使ってとかという、そういう物とかデザインとかということもありますし、あと、我々が今目指しているのは、人が主役ということでウォーカブルに歩けるということがありますので、そういうような仕様ですとかつくり方というのも竹の塚らしさということになってくるかと思いますけれども、そこら辺は、少し進めながらイメージ出しをしていきたいなというふうに思っております。 ◆へんみ圭二 委員  そうすると、先ほどの説明を聞いていると、これからコミュニティカフェにいろいろな方が来るから、そこで聞き取りなどもして、そうした中で見えてくる竹の塚らしさをまちづくりに反映していくというイメージですかね、分かりました。僕自身もまだ行ったことがないので、そこに行ったときに聞き取りに来る方がいて、そこでコミュニケーションを取ってという形になるわけですよね。 ◎まちづくり課長 行くと率先して「どうですか」なんていうことではなくて、さりげなく、何か会話の中でみたいなことが喫茶店の中ではあったり、あとは、隣のギャラリーがあるので、そういうところでイベントやっているときには、率先してお声掛けということもあるかと思うんですけれども、あまりがつがつした感じというよりも自然の中で意見聴取ができればというふうに考えているかなと思っております。 ◆へんみ圭二 委員  分かりました。僕もまだ行ったことがないので、一度行ってみて、さりげなく来ていただけたらいろいろとお話しようかなと思いますので、またそのときにはいろいろと意見をお伝えしようと思います。 以上です。ありがとうございます。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。 ◆鹿浜昭 委員  私からも竹の塚の件でお伺いしたいと思います。  まちづくりラボ、基本的にこれが締結されて、すばらしいことだと思うし、これからのまちづくりに向けては必要だと私は思うんですけれども、このいきさつというか過程というか、どういう感じでいったのか若干説明いただきたいのですけれども。 ◎エリアデザイン推進室長 少し時間が遡るんですが、当委員会でも御報告申し上げましたが、今後UR竹の塚第三団地につきましては、建て替えを主体に検討していくという中で、事業主体がUR都市再生機構になりますので、今までどちらかというと住民の意見を聞かないということではないんですが、やはり事業主体が率先してやっていった中で建て替え等を進めてきた経緯がございます。  今後は、地域の皆様の意見を聞いて、人が主役というまちをするためには、今回のまちづくりラボのプロジェクトを通じて、地域の様々な意見を取り入れながらまちづくりをしていきたいと、そういう観点から今回の協定、また、まちづくりラボ・プロジェクトの運営につながったというふうに考えてございます。その中で、当然区の方も参加させていただくということでございます。 ◆鹿浜昭 委員  そうすると主役はどちらかというとUR都市再生機構ということになるんですか、甲と乙で書かれているので、どちらかというと足立区が主役なのかなと私は思ったんですけれども、その辺いかがなんですか。 ◎エリアデザイン推進室長 どちらかということではなく、やはり区とUR都市再生機構が連携してまちづくりをしていくということで、たまたま甲、乙となってございますけれども、お互い対等な立場で物事は進めていきたいと思っています。  まちづくりについては、URはURで建て替えを主体に今後第三団地を検討していくということと、区としましては、以前から御説明申し上げておりますが、人に優しいまちづくりをしていくということは、お互いばらばらにやってはできませんので、そういう意味では、こちらのまちづくりラボ・プロジェクトを通じて、いいまちづくりをつくりたいということで考えてございます。 ◆鹿浜昭 委員  何か正直、私、物足りないと思ってしまったのです。高架化の式典のときも基本的に足立区、竹の塚は、区長が言うドラスティックなまちづくりということで、えらい私、期待したんです。今のお話伺っていると、どちらかというと一緒にと言っても何か少しずつ一歩ずつ進めていこうじゃないかというか、何かあのドラスティックという言葉に対して今のお話とギャップを感じてしまうんです。その辺がどうお考えなんでしょうか。 ◎副区長 まちづくりラボは、まず一つの出発点ということで、小さく始めて皆さんの意見を聞いて盛り立てていきましょうと、これが出発点ですけれども、区としては、3月いっぱいに三者会議、トップ会議を予定しています。それに合わせて中長期的な区としての思いもその場で述べるべく次のエリアデザイン調査特別委員会に区の案を示させていただきたいというふうに考えます。 ◆鹿浜昭 委員  そのときを期待させていただきます。ありがとうございました。 ○西の原えみ子 委員長  他に質疑はございますか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  質疑なしと認めます。
    ○西の原えみ子 委員長  次に、その他を議題といたします。  何かその他での質疑、ございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○西の原えみ子 委員長  質疑なしと認めます。  以上で、本日の案件は全て終了いたしました。  これをもって、エリアデザイン調査特別委員会を閉会といたします。       午後3時04分閉会...